• 本

辻井喬と堤清二

出版社名 思潮社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-7837-3806-0
4-7837-3806-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 231P 20cm

商品内容

要旨

“堤清二”と“辻井喬”、二つの貌が生まれた思想的端緒とは何か。最晩年のインタビューや証言、作品の精緻な読解をもとに、辻井喬が生き抜いた戦後に伴走し、人間存在の不条理に切り結ぶ詩精神を問い直す。渾身の長編評論。

目次

第1章 思想の発端
第2章 共産党国際派東大細胞
第3章 反レッド・パージ/オルグ/新日文
第4章 “辻井喬”の誕生
第5章 “堤清二”という経営者
第6章 『沈める城』と『沈める城』
第7章 八〇年代のセゾン
第8章 大伴道子と堤邦子
第9章 わたつみと伝統
第10章 辻井喬の遺業

著者紹介

近藤 洋太 (コンドウ ヨウタ)  
1949年福岡県久留米市生まれ。中央大学商学部経営学科卒業。大学卒業間際、眞鍋呉夫の紹介で檀一雄主宰の「ポリタイア」に参加。同人詩誌「翼」、「SCOPE」他に参加。現在「歴程」、「鷹」同人。添田馨らと「スタンザ」発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)