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読書と日本人

岩波新書 新赤版 1626

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-00-431626-8
4-00-431626-X
税込価格 946円
頁数・縦 272,5P 18cm

商品内容

要旨

「本はひとりで黙って読む。自発的に、たいていはじぶんの部屋で」―私たちが「読書」と名づけてきたこの行為はいつ頃生まれたのだろうか?そしてこれからも人は、本を読み続けるのだろうか?書き手・読み手・編集者として“読書の黄金時代”を駆け抜けてきた著者が、読書の過去・現在・未来を読みとく、渾身の一冊!

目次

1 日本人の読書小史(はじまりの読書
乱世日本のルネサンス
印刷革命と寺子屋
新しい時代へ)
2 読書の黄金時代(二十世紀読書のはじまり
われらの読書法
焼け跡からの再出発
活字ばなれ
“紙の本”と“電子の本”)

おすすめコメント

〈読書〉という行為はいつどのように生まれ、そしてどこへ向かうのか? 著者渾身の読書論、必読の決定版!

著者紹介

津野 海太郎 (ツノ カイタロウ)  
1938年福岡生まれ。編集者・評論家。和光大学名誉教授。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」制作・演出、晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長などを歴任。著書に『滑稽な巨人 坪内逍遙の夢』(平凡社、新田次郎文学賞)、『ジェローム・ロビンスが死んだ』(平凡社、のちに小学館文庫、芸術選奨文部科学大臣賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)