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プーチン 内政的考察

出版社名 藤原書店
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-86578-093-2
4-86578-093-9
税込価格 6,050円
頁数・縦 620P 22cm

商品内容

要旨

言論弾圧、経済疲弊、頭脳流出―混迷のロシアは何処に向かうのか?プーチンはロシアをどう変えてきたか?ロシア史上、稀に見る長期政権を継続中のプーチン。「強いロシアの再建」を掲げ、国内には苛酷な圧政を敷く一方、経済は低迷、内政の矛盾は頂点に達している。ロシア研究の碩学が沈みゆく大国“プーチンのロシア”の舞台裏を詳細かつ多角的に検証する。

目次

体験
思想
制度
軍事改革
文民統制
国防相
メディア
NGO
国際NGO
ナヴァーリヌイ
モスクワ市長選
危機
当確
存続
衰退
今後

おすすめコメント

プーチンは現代のツァーリ(専制君主)か?! 実質16年にもわたる長期政権を継続中のプーチン。ソチ五輪、クリミアの併合等の対外的打ち上げ花火によって支持率は80%台にまで達している一方、原油価格とルーブルの下落、米欧の経済制裁という経済“三重苦”によって国内経済は疲弊し、知識人の頭脳流出が続いている。沈みゆく大国=プーチンのロシアを内政面から鋭く分析する。

著者紹介

木村 汎 (キムラ ヒロシ)  
1936年生まれ。京都大学法学部卒。米コロンビア大学Ph.D.取得。北海道大学スラブ研究センター教授、国際日本文化研究センター教授を経て、北海道大学および国際日本文化研究センター名誉教授、拓殖大学客員教授。専攻はソ連/ロシア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)