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南京虫 ガガ版 奇想喜劇

出版社名 群像社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-903619-70-5
4-903619-70-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 63P 27cm

おすすめコメント

50年前に氷づけになった男が見つかり清潔な未来社会で復活させると過去の悪習が伝染しはじめ、さあ大変。挑発的な劇と絵の魅力。

著者紹介

マヤコフスキイ,ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ (マヤコフスキイ,ウラジーミルウラジーミロヴィチ)   Маяковский,Владимир Владимирович
1893〜1930。グルジア生まれ。コサックの血をひく。13歳でモスクワに移り、19歳のとき過去の文学と訣別する「未来派宣言」に参加。以後アヴァンギャルド運動の中心的存在として衝撃的な詩や戯曲を次々に発表した。また数多くの時事ポスターを描いて、革命後の社会動向の報道にも一役かった。1923年からは雑誌『レフ(芸術左翼戦線)』を刊行して新しい時代の文学芸術界を牽引。生前も死後も毀誉褒貶の振れ幅の大きな作家で、36歳の死には自殺他殺の両説がある
コヴェンチューク,ゲオルギイ・ワシーリエヴィチ (コヴェンチューク,ゲオルギイワシーリエヴィチ)   Ковенчук,Георгий Васильевич
ガガ。1933〜2015。レニングラード(現・ペテルブルク)生まれの画家、エッセイスト。ロシア芸術アカデミー付属美術大学で学び、挿絵やポスターで多数の賞を獲得したが、自由な画風が災いしてソ連時代は不遇だった。ソ連崩壊後はユニークな絵が国の内外で高く評価され、特にフランスでの人気が高い
片山 ふえ (カタヤマ フエ)  
大阪外国語大学ロシア語学科卒。ムーザサロン主宰。草の根の国際交流活動の中で出会ったガガに魅了されて、著書、訳書、展覧会などでその作品を日本に紹介してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)