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則天武后

講談社学術文庫 2395

出版社名 講談社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-06-292395-8
4-06-292395-5
税込価格 1,298円
頁数・縦 349P 15cm

商品内容

要旨

秦の始皇帝に始まる二千年余にわたる中華帝国の歴史にその名を刻む唯一の女帝・則天武后(武則天)。男性中心秩序の古代社会に己の才覚と知力で挑み、至尊の座にまで登りつめた女性は何を目指し、また何が彼女を生み出したのか。大唐帝国繁栄の礎を築いた冷徹にして情熱的な生涯とその時代を、学術的知見に基づいて鮮やかに描き出す。

目次

則天武后の生卒年
隋末の動乱と唐の決起
玄武門の変
唐太宗と貞観の治
太宗の後継問題
武照の出生と武士〓(かく)
武照、太宗の後宮へ
高宗朝の女の争い
武昭儀、皇后の座に
二聖と垂簾の政〔ほか〕

おすすめコメント

秦の始皇帝に始まる二千年余にわたる中華帝国の歴史にその名を刻む唯一の女帝・則天武后(武則天)。男性中心秩序の古代社会に己の才覚と知力で挑み、至尊の座にまで登りつめた女性は、何を目指し、また何が彼女を生み出したのか−−。大唐帝国繁栄の礎を築いた冷徹にして情熱的な生涯とその時代を、学術的知見に基づいて鮮やかに描き出す。

著者紹介

氣賀澤 保規 (ケガサワ ヤスノリ)  
1943年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(京都大学)。東アジア歴史文化研究所代表、明治大学東アジア石刻文物研究所所長、元明治大学教授。専攻は魏晋南北朝〜隋唐期を中心とする中国史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)