• 本

ナポレオンと神

出版社名 青土社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-7917-6949-0
4-7917-6949-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 276P 20cm

商品内容

要旨

世界は驚愕し、民衆は夢を抱いた。夢を現実化する革命児か、はたまた新たな抑圧を企てる独裁者か。神たろうと世界史の中心舞台に躍り出た、ナポレオンの叡知と野心。権力・宗教間の苛烈な暗闘の淵から浮上する、ヨーロッパ精神の核心を活写する。思想史研究の新地平。

目次

第1部 ナポレオンと神―創造者か支配者か(ヨーロッパ精神世界のナポレオン
ナポレオンとローマ教皇
ナポレオンの宗教観
ナポレオンと一神教
ナポレオンの「十字架の道」)
第2部 そして、神になる(ナポレオンと二つの教会
教皇と皇帝と王
「人が神になる」可能性とキリスト教
最後のレトリック)
第3部 ナポレオンの聖蹟(ナポレオンと秘教
ナポレオンとエジプトの神々
「宇宙の大建築家」ナポレオン
ナポレオンとヒトラー
ナポレオンと日本人)

著者紹介

竹下 節子 (タケシタ セツコ)  
比較文化史家・バロック音楽演奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。フランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)