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小林道憲〈生命(いのち)の哲学〉コレクション 3

生命パラダイムから歴史と芸術を読む 行為と表現の世界

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-623-07728-1
4-623-07728-4
税込価格 7,150円
頁数・縦 391P 22cm
シリーズ名 小林道憲〈生命(いのち)の哲学〉コレクション

商品内容

要旨

偶然に翻弄され、創造と破壊を繰り返しながら激変する歴史、渦中を生きる人間の創造的行為によって切り開かれていく歴史、歴史は生きものである。歴史の中に非決定性と不可逆性、予測不可能性と不確実性をみる歴史哲学。人はなぜ芸術するのか、人間にとって芸術とは何か、芸術作品を成り立たせているコスモロジーを問題にし、芸術の本質を“生命の表現”にみる芸術哲学。生命パラダイムから解く歴史論と芸術論。

目次

歴史哲学への招待―生命パラダイムから読み解く(変動する歴史―歴史は突如として激変する
歴史と偶然―歴史は偶然の出会いから形成される
進化する歴史―歴史は創造と破壊を繰り返して進化する
歴史の認識―歴史は過去・現在・未来の映し合いである
歴史の理解と記述―歴史は解釈され物語られることによって動く
歴史の創造―行為は歴史を開く)
付論 進歩の歴史観について
芸術学事始め―宇宙を招くもの(芸術は祝祭から―芸術の起源
芸術は生命の表現―芸術の真実
芸術制作の現場から―創作者の立場
参加する芸術―鑑賞者の視点
現代芸術の行方―何が失われたのか)
付論 自然の造形と芸術の造形―形の探究入門

著者紹介

小林 道憲 (コバヤシ ミチノリ)  
1944年福井県生まれ。1963年〜1972年京都大学文学部、同大学大学院文学研究科で哲学(西洋哲学史)を専攻。1972年〜2010年福井大学教育学部(後・教育地域科学部)講師、助教授、教授、および、同大学大学院教育学研究科教授。1999年〜2011年麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)