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世界一ラクな「がん治療」

出版社名 小学館
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-09-388514-0
4-09-388514-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

「家で生き抜こう」「医者を信じるな」「いい治療」より「ツラくない方法」で。がんでもラクに長生き。医師対談。

目次

第1章 がんを治療しない自由
第2章 がん治療のベルトコンベアから飛び降りる
第3章 がんほどつきあいやすい病気はない
第4章 在宅緩和ケアのすすめ
第5章 がんの終末期をどう過ごすか
世界一ラクがんノベル

おすすめコメント

その治療、ちょっと待って! 「いい治療」で苦闘するより、「つらくない方法」でラクに長生きする。そのためには、なにを選択し、なにを心がければいいのか。がん放置療法の近藤誠医師と、在宅緩和ケアの萬田緑平医師がとことん語り合いました。【はじめに】より よく「医療否定」と言われてしまうけれど、逆なんです。僕は慶応大学病院時代から40年以上、一貫して 「患者さんがいちばんラクに長生きするために必要な医療」を 探しぬき、肯定してきました。「十人十色のがんの、それぞれの症状に応じて、こんなにきめこまかく対処法を考えてきた医者は、世界中探してもほかにいないはず」と、自負しています。―― 近藤 誠 患者さんに教わったんです。がんと闘わないこと、治療がつらいと思ったら「やめる」ことを選び、自然に任せていれば、がんでも決して、のたうちまわって死ぬことはない。むくみや、腸閉塞や、肺炎の苦しみもない。(中略) そして「こんなにもつとは」ってまわりが驚くほど、世間の常識より長く生きる人が多いということを。―― 萬田緑平 【編集担当からのおすすめ情報】 つらい手術や抗がん剤治療、胃ろうや点滴などチューブだらけの 延命治療は望まないという人が多い時代。がんという病とどう向き合い、どう生きるかの指針に満ちた一冊です。【目次】より抜粋 ◎笑ってピースして旅立つ、在宅のがん患者たち ◎がんは本来、最期まで歩いたり話したりできる病気 ◎自宅で好きに生きられると、最後までラク。日本人の8割以上は病院で「苦痛死」 ◎「がん放置療法」は「全部ほっておけ」療法? そんなバカな ◎ピンピンしているのに「がん」と診断されたら忘れなさい ◎「入院したくない」は、つらい延命治療をされるかどうかの大関門 ◎緩和ケアにタイミングよく移行すると、普通に暮らして「こんなにもつとは」 ◎終末期は「点滴と別れる」決心を ◎痛みはこわくない。医療用麻薬できちんと抑えて旅行やゴルフを楽しめる ◎生かされている人は肺炎になる ◎最後までオムツ生活にならない方法、教えます

出版社・メーカーコメント

その治療、ちょっと待って!「いい治療」で苦闘するより、「つらくない方法」でラクに長生きする。そのためには、なにを選択し、なにを心がければいいのか。がん放置療法の近藤誠医師と、在宅緩和ケアの萬田緑平医師が語りつくしました。【はじめに】よりよく「医療否定」と言われてしまうけれど、逆なんです。僕は慶応大学病院時代から40年以上、一貫して「患者さんがいちばんラクに長生きするために必要な医療」を探しぬき、肯定してきました。「十人十色のがんの、それぞれの症状に応じて、こんなにきめこまかく対処法を考えてきた医者は、世界中探してもほかにいないはず」と、自負しています。――近藤誠患者さんに教わったんです。がんと闘わないこと、治療がつらいと思ったら「やめる」ことを選び、自然に任せていれば、がんでも決して、のたうちまわって死ぬことはない。むくみや、腸閉塞や、肺炎の苦しみもない。(中略)そして「こんなにもつとは」ってまわりが驚くほど、世間の常識より長く生きる人が多いということを。――萬田緑平

著者紹介

近藤 誠 (コンドウ マコト)  
1948年東京都生まれ。「近藤誠がん研究所」所長。1973年、慶應義塾大学医学部を卒業。76年、同医学部放射線科に入局。83年〜2014年同医学部講師。12年「乳房温存療法のパイオニアとして抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性などの啓蒙を続けてきた功績」により「第60回菊池寛賞」受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設
萬田 緑平 (マンダ リョクヘイ)  
1964年東京都生まれ。在宅緩和ケア医。1991年、群馬大学医学部を卒業し、同大学附属病院第一外科に所属。県内外の病院外科勤務を経て2008年、群馬・高崎の「緩和ケア診療所・いっぽ」の医師となる。外来と在宅を合わせて常時80人ほどの終末期の患者を担当し、休日は、在宅緩和ケアを広げるための講演活動を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)