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メイエルホリドとブレヒトの演劇

出版社名 玉川大学出版部
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-472-30309-8
4-472-30309-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 338P 20cm

商品内容

要旨

激動の時代を生きた二人の演劇人の関係を歴史と文化交流のなかに生き生きと描き出す。本書の深い理解へ誘うベンヤミンのエッセイ(本邦初訳)と谷川道子、伊藤愉、鴻英良の論考を収録。

目次

第1章 ブレヒトのメイエルホリド演劇との出会い
第2章 「誰もが私を見るように、私にも皆が見えるように」
第3章 「役者は、舞台の小さな台の皿に取り分けて給仕されるべきだ」
第4章 「これ見よがしのプロレタリア的なみすぼらしさ」
第5章 結論―トロイの木馬
付録
論考

おすすめコメント

20世紀前半の激動の時代に、演劇と社会との関係を問いながら、新しい理論と方法を追求しつづけたメイエルホリドとブレヒト。現代演劇に多大な影響を及ぼした二人の演劇人の関係を、ロシアとドイツを舞台とした歴史と文化交流のなかに読み解く。ベンヤミンのエッセイ(本邦初訳)と谷川道子・伊藤愉・鴻英良の論考を併録。

著者紹介

イートン,キャサリン・ブリス (イートン,キャサリンブリス)   Eaton,Katherine Bliss
ソヴィエト演劇と文化の研究者。ウィスコンシン大学マディソン校で比較文学研究により修士および博士号を取得。1984‐97年、テキサス州のタラント・カウンティ・カレッジで英語教授を務める
谷川 道子 (タニガワ ミチコ)  
1946年鹿児島県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はドイツ現代演劇・表象文化研究
伊藤 愉 (イトウ マサル)  
1982年京都市生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。専門はロシア演劇史。現在、日本学術振興会特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)