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難民高校生 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

ちくま文庫 に16-1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-480-43421-0
4-480-43421-6
税込価格 858円
頁数・縦 314P 15cm

商品内容

要旨

家庭・学校のつながりを失い、渋谷を彷徨っていた中高時代。やりたいことも夢も失くし、学校を中退。虐待、妊娠、中絶、DV、リストカット、自殺未遂…。私の周りには、そんな子がたくさんいた。ギャル、ヤンキー、引きこもり、被災地で孤立する中高生。かき消されてきた、それぞれの声。やがて人への信頼を取り戻し、居場所づくりを展開するまで。長いあとがきを追記。

目次

第1章 私が「ダメな子」になったわけ
第2章 希望を失う若者たち
第3章 私を変えた外の世界
第4章 被災地で出会った中高生のリアル
第5章 町の小さな高校と和菓子屋さんの挑戦
第6章 若者が夢や希望をもてる社会をつくるには

おすすめコメント

自殺未遂、DV、リストカットを繰り返す仲間たちとともに、渋谷で毎日を過ごしていた著者が、居場所を取り戻し、NPOを立ち上げるまで。解説 小島慶子

著者紹介

仁藤 夢乃 (ニトウ ユメノ)  
1989年生まれ。一般社団法人Colabo代表。中学生の頃から路上をさまよう生活を送り、高校を2年で中退。ある講師との出会いをきっかけにボランティア活動を始め、明治学院大学に進学。東日本大震災後、「Colabo」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)