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観光列車が旅を変えた 地域を拓く鉄道チャレンジの軌跡 カラー版

交通新聞社新書 105

出版社名 交通新聞社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-330-74316-5
4-330-74316-7
税込価格 990円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

観光列車は戦前から運転され、都市部と海・山・湖やレジャー施設などを結び、今でも多くの乗客を輸送している。しかし近年は、乗ること自体が観光目的となる魅力的な列車が多数登場し、観光の新たなコンテンツとして人気を集めている。これらの列車には、事業者の地道な努力やさまざまなアイデアが活かされており、沿線地域の自治体や企業、住民が運行に協力するケースも増えている。本書は、観光列車の歴史を概観したあと、SLやトロッコ、グルメなど観光列車の代表的な事例を紹介するとともに、事業者と地元との連携にも注目。観光列車の進化形である「クルーズトレイン」の現状と展望についても考える。

目次

第1章 戦後の観光列車の歴史
第2章 観光資源として沿線を活性化するSL列車
第3章 車窓の素晴らしさで旅行者を魅了する観光列車
第4章 沿線地域の食材を活かすグルメ列車
第5章 鉄道旅行を革新するJR九州のD&S列車
第6章 クルーズトレインの現状と展望

著者紹介

堀内 重人 (ホリウチ シゲト)  
1967年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。運輸評論家として、執筆や講演活動、ラジオ出演などの傍ら、NPOなどで交通・物流・街づくりを中心とした活動を行う。日本交通学会・公益事業学会・日本海運経済学会・交通権学会・日本モビリティー・マネジメント会議・日本環境教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)