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島嶼学への誘い 沖縄からみる「島」の社会経済学

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-00-061171-8
4-00-061171-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 203P 21cm

商品内容

要旨

地球面積の7%を占める「島」はいま、グローバル化の中で、かつての弱点が利点に反転する、大きな可能性をはらんでいる。地理、文化人類学、経済学など異分野の研究を集結して、学際的に「島」の多様なありようを議論する島嶼学。その成果を経済学的視点から整理し、島嶼学の「発祥の地」である琉球の島々を主な対象に、島嶼の分類・特質、持続可能性、島嶼技術、ネットワーク、自立経済構築に向けた政治経済的アプローチなどを分析するユニークな入門書。

目次

第1章 島の定義・アプローチ・分類
第2章 島嶼経済社会の特性と可能性
第3章 島嶼型持続可能発展モデルを求めて
第4章 沖縄:「島嶼型」グリーンテクノロジーの宝庫
第5章 島嶼社会のネットワーク
第6章 島嶼の政治経済学―沖縄:経済自立への挑戦

おすすめコメント

島嶼学発祥の地沖縄を対象に、分類・特質、持続可能性、経済など異分野の研究を集結して、島の多様なありようを議論する入門書。

著者紹介

嘉数 啓 (カカズ ヒロシ)  
1942年沖縄県生まれ。台湾澎湖県アドバイザー、NPO法人アジア近代化研究所副代表、琉球大学名誉教授。国際島嶼学会創設理事(1994年第1回大会実行委員長)、島嶼発展に関する国際科学評議会(UNESCO‐INSULA)東アジア代表、日本島嶼学会名誉会長、内閣府沖縄振興審議会会長代理・総合部会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)