生物の「安定」と「不安定」 生命のダイナミクスを探る
NHKブックス 1243
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2016年12月 |
ISBNコード |
978-4-14-091243-0
(4-14-091243-X) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 286P 19cm |
商品内容
要旨 |
生き物の体の構造と機能は4種の塩基の配列によって決まる。生きているかぎり、体内ではこの仕組みに沿って物質が合成・分解され、個体の成長と維持、生活と次世代生産を可能にしている。この仕組みは強固だが複雑で、つねに不安定化しうる状況にある。生き物が持つ「安定性」と、それを脅かす「不安定性」とは何か?発生生物学の分野で日本をリードしてきた著者が、基礎知識から研究の最前線までを平易な言葉で解説し、矛盾する2つの力の交錯として生命現象を描き出す力作! |
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目次 |
第1章 ゲノムからタンパク質までの情報の流れ―構造と機能は表裏一体 |
おすすめコメント
絶妙なバランスの成立と崩壊――。日本の発生学をリードしてきた著者が、生命科学の基礎から最前線までを簡潔に解説。命の精妙さと意外な危うさを解明する力作!