• 本

ドングリ〈コナラ〉の絵本

まるごと発見!校庭の木・野山の木 5

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-540-16147-6
4-540-16147-4
税込価格 2,970円
頁数・縦 40P 27cm

商品内容

要旨

四季の姿、一生、からだのしくみ、子孫ののこし方、まわりの環境や生きものとのつながりまで。それぞれの木の野生種の特徴や分布、栽培品種とその由来、親せきにあたる種類の木など。木材や生活用品、工芸品、食料、燃料などとしての枝・幹・葉・花・実・樹液などの利活用。木が登場する文学や歌、里山のくらしとのつながり、木と人のかかわりからうまれた景観など。たねの発芽実験、庭木の手入れ、盆栽づくり、木の健康診断、食品加工、クラフトまで。木の生き方にせまり、人との深いかかわりを見つめるシリーズ。

目次

ぶんか(日本の森はドングリの木がおおう森
縄文時代から、くらしに身近だった木)
しゅるい(ブナ科の一族の中のコナラ兄弟
ブツブツ殻斗で落葉樹のナラ兄弟の葉
シマシマ殻斗で常緑樹のカシ兄弟の葉
世界に約300種 ヨーロッパでは「森の王」)
そだち(コナラの四季と成木に育つまで
春、新芽が開きはじめた!
1本の木に雄花と雌花 風を頼りに受粉
初夏から夏の枝葉ののび方
昆虫たちが集まるコナラカフェ
夏から秋、ドングリの成長
ドングリは。だれがまく?冬越し作戦)
さいばい(ドングリを発芽させよう、苗を育てよう
コナラの二次林と天然林
薪、炭、落葉 雑木林の利用と手入れ)
りよう(炭焼きやほだ木に材を使おう
スイーツ、コーヒードングリレシピ
里山の木として、ともに生きる)

著者紹介

大久保 達弘 (オオクボ タツヒロ)  
1959年、東京都生まれ。82年宇都宮大学農学部林学科卒業。85年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。宇都宮大学農学部森林科学科教授。農学博士。専門は森林生態学・育林学(キーワード:日本とアジアのブナ林と里山林、東南アジアの熱帯林、森林の更新、劣化した森林植生の修復・再生)
アヤ井 アキコ (アヤイ アキコ)  
1967年、北海道生まれ。絵本画家、童画家。一橋大学社会学部卒業。印刷会社勤務の傍ら美学校造形基礎教場に学ぶ。退社後、同校シルクスクリーン工房に3年間在籍。95年月刊漫画誌「ガロ」入選。2007年イルフ童画館日本童画大賞入選、08年白泉社月刊MOEイラスト・絵本大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)