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届くCM、届かないCM 視聴率=GRPに頼るな、注目量=GAPをねらえ

出版社名 翔泳社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-7981-4999-8
4-7981-4999-3
税込価格 1,848円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

これまで、テレビCMは視聴率を到達(リーチ)の拠りどころにしてきた。しかし、CM中はテレビから目を離すことも多いため、「視聴率=閲覧量」にはならず、本当の効果測定は難しかった。ついに登場した、視聴者のリアルをとらえる技術によって「届くCM」と「届かないCM」の真実が明らかになる。本書では、視聴者の視線や脳波を測定することでわかった事実をもとに、何が効くのか(効かないのか)を明確に提示する。広告としてCMはどうあるべきか。実際のクリエイティブで何をすればよいか。デジタルとどう組み合わせていくべきか。変わりゆくマス+デジタルマーケティングを現実的に考え、「これから」を提案する。

目次

1 テレビ広告の新たな可能性(注目総量“グロス・アテンション・ポイント”―メディアプランとクリエイティブ力を統合した初めての指標
テレビCMの効果をリアルタイムに捕捉する―テレビとデジタルを同じ土俵に上げると何ができるか)
2 注目量でわかるCM効果(はっきり見えた性別と世代の壁―視聴スタイルを分ける「能力」と「感性」
脳の注目スイッチを押せ―脳の働きをコントロールできるか?
アテンションを獲得するテレビ広告のカタチ―一五秒の勝負に勝つ方法
インタビュー コミュニケーションのエキスパート集団に訊くクリエイティブ・マネジメントにおけるデータの可能性)
3 注目量を集めるクリエイティブ(科学的クリエイターの時代―データなくしてクリエイティブはない
実例から読み解くCMアテンション―演出やタレントと注目の関係
男CMと女CM(だんしーえむとじょしーえむ)―男女脳の違いに着目したCM制作へ
CMのゴールデンルールを考える―アテンションを獲得するための新常識
視聴質データが変える広告キャンペーン・マネジメント―デジタルの機動力がテレビで実現する
視聴質と実務のこれから)

おすすめコメント

視聴率では測れない、CMターゲットの実態が見えた 【対象読者】 ・広告主の方 ・広告会社の方 ・制作会社の方 これまで、テレビCMは視聴率を到達(リーチ)の拠りどころにしてきた。しかし、CM中はテレビから目を離すことも多いため、「視聴率=閲覧量」にはならず、本当の効果測定は難しかった。ついに登場した、視聴者のリアルをとらえるデータによって、「届くCM」と「届かないCM」の真実が明らかになる。本書では、視聴者の視線や脳波を測定することでわかった事実をもとに 何が効くのか(効かないのか)を明確に提示する。広告としてCMはどうあるべきか。実際のクリエイティブで何をすればよいか。デジタルとどう組み合わせていくべきか。変わりゆくマス、デジタル、マーケティングを 現実的に考え、「これから」を提案する。【目次】 ●第1部 / テレビ広告の新たな可能性 ・第1章 / 注目総量 〈グロス・アテンション・ポイント〉 〜メディアプランとクリエイティブ力を統合した初めての指標〜 ・第2章 / テレビCMの効果をリアルタイムに捕捉する 〜テレビとデジタルを同じ土俵に上げると何ができるか〜 ●第2部 / 注目量でわかるCM効果 ・第3章 / はっきり見えた性別と世代の壁 〜視聴スタイルを分ける「能力」と「感性」〜 ・第4章 / 脳の注目スイッチを押せ 〜脳の働きをコントロールできるか? ・第5章 / アテンションを獲得するテレビ広告のカタチ 〜15秒の勝負に勝つ方法〜 ・インタビュー / コミュニケーションのエキスパート集団に訊く クリエイティブ・マネジメントにおけるデータの可能性 ●第3部 / 注目量を集めるクリエイティブ ・第6章 / 科学的クリエイターの時代 〜データなくしてクリエイティブはない〜 ・第7章 / 実例から読み解くCMアテンション 〜演出やタレントと注目の関係〜 ・第8章 / 男CMと女CM(だんしーえむとじょしーえむ) 〜男女脳の違いに着目したCM制作へ〜 ・第9章 / CMのゴールデンルールを考える 〜アテンションを獲得するための新常識〜 ・第10章 / 視聴質データが変える広告キャンペーン・マネジメント 〜デジタルの機動力がテレビで実現する〜 ・第11章 / 視聴質と実務のこれから

著者紹介

横山 隆治 (ヨコヤマ リュウジ)  
1982年、青山学院大学文学部英米文学科卒。同年、(株)旭通信社(現ADK)入社。1996年、インターネット広告のメディアレップ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)を起案設立。同社代表取締役副社長に就任。2001年、同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。2008年、(株)ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。2010年9月、デジタルコンサルティングパートナーズを主宰2011年7月、(株)デジタルインテリジェンス代表取締役に就任
大橋 聡史 (オオハシ サトシ)  
(株)デジタルインテリジェンスクリエイティブ・サイエンティスト/シニアコンサルタント。1990年、(株)旭通信社(現ADK)入社。国内、外資クライアントの営業部署を経て、ADKインタラクティブで統合アクティベーション施策を実践。以降、コミュニケーションデザイナーとしてノントラディショナルなキャンペーンを国内およびグローバル案件で担当。2014年より(株)インテグレートで、クリエイティブディレクターとしてオンライン動画・テレビCMを制作、またバリューデザインを掲げたコンサルティングを通じて、グローバルブランドの戦略シナリオ策定や国内上場企業のコーポレートブランディング等を担当
川越 智勇 (カワゴエ トモタケ)  
TOMOGRAPH代表、クリエイティブ・ディレクター。(株)ベストインクラスプロデューサーズ取締役。1992年、(株)旭通信社(現ADK)入社。情報システム、マーケティングを経て、クリエイティブへ。2011年、ドリルに出向。2013年より、TOMOGRAPH代表。商品開発やコミュニケーション戦略立案からCM制作をはじめとする施策の実施までを、マス、デジタル、リアルの領域にわたって行う。これまでにカンヌライオンズ、アドフェスト、スパイクス、ニューヨーク広告祭、ACCなどの審査員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)