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植民地期朝鮮の地域変容 日本の大陸進出と咸鏡北道

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-642-03864-5
4-642-03864-7
税込価格 10,450円
頁数・縦 253,10P 22cm

商品内容

要旨

ロシア・中国と国境を接する朝鮮東北部に位置し日本の大陸進出の拠点とされた咸鏡北道。植民地時代の経済活動・軍事基地や港湾の建設・貿易・地方行政機構・人口の動きを、地域社会の特質や国際情勢、自然環境など複合的視点から考察する。朝鮮社会の主体性や独自性に迫りつつ、日本の植民地支配下における地域変容の実態を明らかにする意欲作。

目次

第1部 咸鏡北道の変容と朝鮮植民地化(近代の咸鏡北道
日本の朝鮮侵略と清津港
日露戦後の咸鏡北道)
第2部 せめぎ合う漁村と「開発」―一九三〇〜四〇年代の羅津(行き詰まる港湾都市「開発」
地域の有力者・産業からみる社会変容
戦時体制と港湾・漁村)

著者紹介

加藤 圭木 (カトウ ケイキ)  
1983年埼玉県に生まれる。2014年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)