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歴史でめぐる洛中洛外 上

上京・下京を中心に

京都を愉しむ

出版社名 淡交社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-473-04166-1
4-473-04166-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 127P 21cm
シリーズ名 歴史でめぐる洛中洛外

商品内容

要旨

平安京は、朱雀大路(現在の千本通)を中心に左京(東京)と右京(西京)の町が左右対称に作られたが、右京は早く衰退し、一方左京は南北に分かれて発展していった。「上京」と「下京」である。中世、あるいは平安時代にまで遡るかとも思われるが、ほぼ今の上京区・中京区・下京区にあたる「上京」「下京」が、京都の歴史と文化の中核をなした。本書では「上京」「下京」を中心に、洛外の一部についても紹介する。

目次

京都誕生―重層する歴史と文化
下京と上京―六角堂・京都御苑
古都京都の原点―京都御所
京都の都市形成―大路と小路・御土居・寺町・寺之内
北の「野」に祀られた菅原道真―北野天満宮・大報恩寺
我が国最初の芸術村―千本通・上品蓮台寺・鷹峯
禅文化と京都―金閣・銀閣・相国寺・天龍寺・妙心寺・龍安寺
京都と応仁の乱―御霊神社・船岡山・西陣
天下統一の光と陰―本能寺・聚楽第跡・方広寺
浄土真宗と京都―西本願寺・東本願寺
特集 皇室ゆかりの寺―天皇と仏教寺院

著者紹介

井上 満郎 (イノウエ ミツオ)  
1940年、京都市生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。専攻は日本古代史・京都文化論。現在、京都市歴史資料館館長、京都市埋蔵文化財研究所長、京都産業大学名誉教授、京都・観光文化検定試験検定委員会委員。京都新聞大賞文化学術賞受賞、全国社会教育功労者文部科学大臣表彰
中田 昭 (ナカタ アキラ)  
1951年、京都府生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。日本写真家協会、日本写真芸術学会会員。京都の風景・行事を中心に広く撮影を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)