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選択しないという選択 ビッグデータで変わる「自由」のかたち

出版社名 勁草書房
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-326-55077-7
4-326-55077-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 237,23P 20cm

商品内容

要旨

ビッグデータが活用されるようになり、企業や政府はあなたに合った商品やサービスのデフォルト(初期設定)を簡単に設定できるようになってきた。だがそれだと、私たちの「選択する自由」はなくなってしまうのではないか?いつのまにか誰かに操られ、自分の頭で考えなくなってしまうのではないか?自分と同じ意見しか目にしなくなり、視野が狭くなってしまうのではないか?ビッグデータ時代にふさわしい自由と選択を追い求め、いま注目のリバタリアン・パターナリズムをさらに進化させる!

目次

選択
第1部 人間の行動(デフォルトで決定する
とりあえず選択する)
第2部 道徳と政策(情報を与えられた選択者と悪いデフォルト
選択を受け入れる
選択を要求するパターナリズム)
第3部 未来(個別化
デフォルトであなたのもの?―予測可能な買い物
強制)
デフォルトによる自由

おすすめコメント

ビッグデータが活用されるようになり、企業や政府は商品やサービスのデフォルト(初期設定)を容易に設定できるようになった。だがそれだと、私たちの「選択する自由」はなくなってしまうのではないか? いま注目のリバタリアン・パターナリズム進化させ、サンスティーンは「個別化したデフォルト」という回答を鮮やかに示す。

著者紹介

サンスティーン,キャス (サンスティーン,キャス)   Sunstein,Cass R.
ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。1954年生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。1981年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008年より現職。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策及び規制政策担当官に就任した
伊達 尚美 (ダテ ナオミ)  
翻訳家。南山大学卒業、シラキュース大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)