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少年愛の美学 A感覚とV感覚

河出文庫 い1−14 21世紀タルホスコープ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-309-41514-7
4-309-41514-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 489P 15cm

商品内容

要旨

永遠に美少年なるもの、A感覚、ヒップへの憧憬はタルホにとって真の自由の希求にほかならず、ヒコーキや宇宙へとつながるタルホ的ノスタルジーの源泉でもあった。表題作は、少年愛に関する古今東西の実例や文献を渉猟し、性愛論にとどまらないA感覚の形而上学に独自の美学をうちたてた記念碑的集大成である。その入門編ともいうべき三篇を併録。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏推薦!「21世紀タルホスコープ」第2弾。

目次

1 A感覚とV感覚(澄江堂河童談義
A感覚とV感覚
異物と滑翔)
2 『少年愛の美学』(幼少年的ヒップナイド
A感覚の抽象化
高野六十那智八十)

おすすめコメント

永遠に美少年なるもの、A感覚、ヒップへの憧憬…タルホ的ノスタルジーの源泉。恩田陸、長野まゆみ、星野智幸各氏絶賛シリーズ第2弾

著者紹介

稲垣 足穂 (イナガキ タルホ)  
1900年‐1977年。大阪生まれ。佐藤春夫に“一千一秒物語”を送って知遇を得、横光利一にも評価されるが、佐藤と袂を分かって文壇を離れ、放浪生活に入る。のちに三島由紀夫、澁澤龍彦らによって再評価され、その後も作家をはじめ熱狂的愛読者が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)