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盲児に対する点字読み指導法の研究 点字読み熟達者の手の使い方の分析を通して

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-7664-2398-3
4-7664-2398-4
税込価格 5,500円
頁数・縦 207P 22cm

商品内容

要旨

視覚障害教育の中でも特に専門性が求められるのが点字教育である。教育現場での四半世紀にわたる地道な実践をもとに、子どもの点字読速度の発達過程を探り、点字読み熟達者の研究から効率的な両手の使い方を追求する。

目次

第1部 序論(特別支援教育と視覚障害教育
点字の概要
点字読速度に関する研究
我が国における点字触読指導法)
第2部 本論(盲児の点字読速度に関する研究(横断的にみた点字読速度の発達(研究1)
縦断的にみた点字読速度の発達(研究2)
中途失明児童の点字読速度の発達(研究3)
第一章(研究1―研究3)の総合考察)
点字読み熟達者の読速度に関する研究(点字読み熟達者の読速度(研究4)
点字読み熟達者の点字を読む手の軌跡による研究(研究5)
画像解析による非読書時間に関する研究(研究6)
第二章(研究4―研究6)の総合考察)
効率的な両手読みを意図した点字指導法に関する研究(文部(科学)省著作国語点字教科書にみる点字触読指導法(研究7)
総合考察と今後の課題))

著者紹介

牟田口 辰己 (ムタグチ タツミ)  
広島大学大学院教育学研究科特別支援教育学講座教授。博士(教育学)。1952年福岡県生まれ。筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。専門は特別支援教育、視覚障害教育。筑波大学附属盲学校教諭、国立特殊教育総合研究所視覚障害教育研究部弱視教育研究室長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)