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東南アジア地域研究入門 2

社会

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-7664-2395-2
4-7664-2395-X
税込価格 3,960円
頁数・縦 336P 21cm
シリーズ名 東南アジア地域研究入門

商品内容

要旨

行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交錯する東南アジア。人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。

目次

第1部 「社会」のかたち(国家のだまし絵―中国人ムスリム移民が反転する国家像
重なり合う村落と都市
移動の伝統)
第2部 生を問う(双方制と親縁性の文化
結婚と家族の多様性と変容

表象としての「女性」
高齢者像の変貌―インドネシアの事例を中心に)
第3部 「あいだ」の世界(商いの文化
東南アジア社会における紛争・暴力とその処理
消費社会
「遊び」の領域)
第4部 宗教の現在(信仰の軸線―東南アジアにおいて「宗教を信じる」とは何を意味するか
世俗と宗教―タイのムスリム社会を事例に
宗教の現代的想像力―フィリピンのカトリシズムから)

著者紹介

山本 信人 (ヤマモト ノブト)  
慶應義塾大学法学部教授、同メディア・コミュニケーション研究所長。1963年生まれ。コーネル大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.in Government.専門分野:東南アジア政治史
宮原 曉 (ミヤハラ ギョウ)  
大阪大学グローバルイニシアティブ・センター教授。1964年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程中退。博士(社会人類学)。専門分野:社会人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)