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人生の短さについて 他2篇

光文社古典新訳文庫 KBセ1−1

出版社名 光文社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-334-75350-4
4-334-75350-7
税込価格 990円
頁数・縦 310P 16cm

商品内容

要旨

人生は浪費すれば短いが、過ごし方しだいで長くなると説く表題作。逆境にある息子の不運を嘆き悲しむ母親を、みずからなぐさめ励ます「母ヘルウィアへのなぐさめ」。仕事や友人、財産とのつき合い方をアドヴァイスする「心の安定について」。古代ローマの哲学者セネカが贈る“人生の処方箋”。

おすすめコメント

古代ローマの哲学者セネカによる人生哲学について論じられた代表的な3篇を収録。多忙は人生を浪費させ短くしてしまうと説く。

著者紹介

セネカ,ルキウス・アンナエウス (セネカ,ルキウスアンナエウス)   Seneca,Lucius Annaeus
1B.C.‐65A.D.ローマ帝国の属州ヒスパニア・バエティカのコルドバに生まれる。カリグラ帝時代に財務官として活躍する。カリグラ帝が暗殺されクラウディウスが皇帝に就くと、その妃メッサリナの画策により姦通罪に問われ、コルシカ島へ追放される。8年余りの追放生活ののちローマに戻り、ネロの教育係となる。ネロが皇帝に就任後は政治的補佐を務めるが、制御することができず辞表を出す。隠遁生活に入ってからは精力的な執筆活動をおこなった
中澤 務 (ナカザワ ツトム)  
1965年生まれ。関西大学文学部教授。古代ギリシャ哲学を中心に、哲学・倫理学の諸問題を幅広く研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)