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現場から福祉の課題を考えるソーシャル・キャピタルを活かした社会的孤立への支援 ソーシャルワーク実践を通して

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-623-07789-2
4-623-07789-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 299P 22cm

商品内容

要旨

現代の「つながり」をめぐる福祉的課題から考える。子育て世帯、障害者、若者の雇用、高齢者、生活困窮者など、12の領域で抱える課題の具体的な事例をもとに、その解決方法を探る。

目次

第1部 現代における社会的孤立(社会的孤立の歴史
ソーシャル・キャピタルの考え方と社会的孤立)
第2部 社会的孤立の現状と課題(子育てをする保護者の孤立―子育て中の誰もが利用できる支援、“寄り添い・伴走型”支援を
児童生徒の孤立―声をすくい上げるソーシャルサポート・ネットワーク
学生の孤立―社会的自立を支える多様な支援
若者を取り巻く雇用環境と社会的孤立―非熟練・低所得・無職の若者の孤立と就労支援
高齢者の孤立―孤独死を出さない見守りネットワーク
介護者の孤立―家族介護者の孤立を防ぐ地域コミュニティ支援
障害者の孤立―障害当事者の孤立と社会的自立支援
難病ある人々の孤立―難病を取り巻く社会の困難性とその支援
セルフ・ネグレクトによる孤立―ごみ屋敷問題における援助「拒否」への対応と取り組みから
生活困窮者の孤立―日雇労働者の社会的孤立と支援策
矯正施設退所者と孤立―再犯を防ぐ社会的支援
被災地の人々の孤立―分断された絆を再び紡ぐ支援)
第3部 社会的孤立に対する社会福祉の挑戦(個人情報の保護と共有のジレンマ
地域のつながりと連携、協働による孤立の防止に向けて
ソーシャル・キャピタルとソーシャルワークの共生)

著者紹介

牧田 満知子 (マキタ マチコ)  
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、兵庫大学生涯福祉学部教授
立花 直樹 (タチバナ ナオキ)  
関西学院大学社会学研究科博士課程前期修了。現在、関西福祉科学大学社会福祉学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)