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おいしい病院食は、患者を救う

出版社名 ウェッジ
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-86310-178-4
4-86310-178-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 181P 18cm

商品内容

要旨

「薄味・まずい」が当たり前だった病院食がどんどんおいしくなるのはなぜ?業界を動かしたキーパーソンに取材を重ね、トレンドの背景を探る―。

目次

第1部 なぜ、病院での食事はおいしくあるべきか(病院での食事が、患者獲得の決め手の1つ
管理栄養士に教えられた、病院食をおいしくすることの意義
おいしくなければならない病院食
洋の東西を問わず訴えられている食の健康におよぼす影響
強く訴えたい、おいしい病院食の必要性
ビジネスチャンスとしてのおいしい健康食)
第2部 インタビュー 病院食を変革する人々(栄養の力は、がん患者をも治す―NST導入に尽力した医師が描く医療の未来…東口高志さん(藤田保健衛生大学教授)
「日本一おいしい」病院食を作ったカリスマ管理栄養士…足立香代子さん(一般社団法人臨床栄養実践協会理事長)
モットーは「攻めの栄養」心のこもった食事で患者を元気に…廣瀬桂子さん(練馬光が丘病院管理栄養士)
給食から医療食への転換をリードしてきた、ヘルスケアフード企業の挑戦…日清医療食品株式会社)

おすすめコメント

かつては「薄味・まずい」が当たり前だった病院食が、いま多くの病院でおいしい食事に変わりつつある。長らく医学のなかにあった栄養軽視の風潮が改善されてきたからだ。弊習を恐れずに、状況を変えたのはどんな人々なのか。「日本一おいしい病院食」を生み出した栄養士、栄養でガンを治した医者などキーパーソンに取材を重ね、病院食がおいしくなったその訳と背景をレポートする。

著者紹介

長村 洋一 (ナガムラ ヨウイチ)  
鈴鹿医療科学大学副学長。岐阜薬科大学卒。藤田保健衛生大学にて30年以上にわたり臨床検査教育と研究に携わる傍ら、食品の有効性、安全性に関する幅広い調査研究活動を行ってきた。2001年に健康食品を含む食に関する正しい情報を発信するため「(一社)日本食品安全協会」を設立し、医療職者を中心とした会員組織・健康食品管理士認定協会理事長としても活躍
薬袋 摩耶 (ミナイ マヤ)  
サイエンス・ライター。東海大学大学院医学研究科修了。博士(医学)。科学雑誌の編集者、慶應義塾大学医学部特別研究助教、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構特任助教などを経て、現在は、国立の某研究所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)