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キャリアアップのための戦略論

日経文庫 1372

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-532-11372-8
4-532-11372-5
税込価格 946円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

本書は、マネジメント、競争戦略、マーケティングなどの手法を、企業組織ではなく自分自身に応用し、キャリアデザインや仕事の進め方に役立てようというユニークな解説書です。コンサルタントとして活躍しながら、数々のビジネススクールで教鞭を執り、『本質思考』などの話題作を執筆してきた著者が、自身の体験や具体例をあげながらわかりやすく解説します。ポジショニング、5フォース、4P、見える化、PDCA、ブルーオーシャン戦略など、主要なマネジメント手法の基本と活かし方がわかります。自分のキャリアについて、フレームワークなどを用いて戦略的に考えたい、若手から中堅にかけてのビジネスパーソンにおすすめです。

目次

第1章 自分は何をしたいのか―理念、ミッション、経営計画(「あるべき姿」を思い描くことが生きがいにつながる
視野を広げれば、「志」が高まる
「未来の歴史」を作り、選択の質を上げる
「テーマ」を持ち、学ぶことを探す)
第2章 自分の強みを見つめ直す―競争優位、オーバーエクステンション戦略(他人に真似のできない「強み」を作る
ちょっとだけ「背伸び」をし、新しい道を拓く
「時間は資源」スピードアップを実現する
周囲の変化に敏感になることが成長のきっかけに)
第3章 戦略的に道を切り拓き、競争に勝つ―競争戦略、オープンイノベーション(計画に「創発・変革」を組み合わせる
ルール設定で先手を取り、仕組みを作る
自分の土壌に相手を巻き込む
他力を生かす)
第4章 自分ブランドを浸透させる―マーケティング、ブランディング(キャラがかぶっていては名前も憶えてもらえない
個人の「価値」を4Pで表す
自分のストーリーを相手に憶えてもらう
論理思考で行き詰まったら水平展開を考える)
第5章 自分を動かし、持続させる―見える化、PDCA、主体性、正当性(思考と行動を「見える化」する
一日単位、一〇年単位でPDCAを回す
本質を変えるには、まず「形」から変える
人を動かす原動力は「主体性」と「正当性」)

著者紹介

平井 孝志 (ヒライ タカシ)  
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授。香川県出身、1965年生まれ。東京大学教養学部基礎科学科第一卒業、同大学院理学系研究科相関理化学修士課程修了。マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA。早稲田大学より博士(学術)。ベイン・アンド・カンパニー、スターバックス、デル、ローランド・ベルガーなどを経て現職。早稲田大学ビジネススクール客員教授、慶應義塾大学ビジネススクール特別招聘教授を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)