• 本

話者の言語哲学 日本語文化を彩るバリエーションとキャラクター

出版社名 くろしお出版
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-87424-726-6
4-87424-726-1
税込価格 5,060円
頁数・縦 340P 22cm

商品内容

目次

話者という根本問題と言語哲学
西洋における主体と話者の捉え方
話者と日本の文脈
キャラクター現象:キャラクターとキャラクター・スピーク
日本語表現における主体・話者・話者複合論
ライトノベル:登場人物としての話者キャラクター
ケータイ小説:語りの方策と話者キャラクター
トーク番組:おネエ言葉と話者複合性
テレビドラマ:フィクションとしての方言と話者複合性
少女マンガ:浮遊するモノローグとキャラクター
話者複合論と日本語発の言語哲学

出版社・メーカーコメント

ライトノベル、ケータイ小説、テレビ・ラジオのトーク番組、テレビドラマ、少女マンガという5つのジャンルを対象に、キャラクターとキャラの言語使用を分析。主体・話者の概念と言語行為の主体=私たちを理解する。

著者紹介

泉子・K・メイナード (センコケイメイナード)  
山梨県出身。AFS(アメリカン・フィールド・サービス)で米国に留学。甲府第一高等学校およびアイオワ州コーニング・ハイスクール卒業。東京外国語大学卒業後、再度渡米。1978年イリノイ大学シカゴ校より言語学修士号を、1980年ノースウェスタン大学より理論言語学博士号を取得。その後、ハワイ大学、コネチカット・カレッジ、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとる。現在、ニュージャージー州立ラトガース大学教授(Distingusished Professor of Japanese Language and Linguistics)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)