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学び合う教室 金森学級と日本の世界教育遺産

角川新書 K−133

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-04-082135-1
4-04-082135-1
税込価格 1,078円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

オランダはじめ、教育先進国で絶賛された金森学級。そこでは子どもたちが「学ぶ力」だけでなく、仲間と学び合う、競争社会を超える「生きる力」を身につけていた。金森実践の根幹には、“非主流”とされてきた生活綴方教育・生活教育があった。誇るべき日本の世界教育遺産が、いまこそ求められている。

目次

第1章 子どもたちはガキ時代を奪われた―まちがいだらけの教育論
第2章 子どもたちは大人の思想をこえる―金森学級の実践
第3章 金森実践はオランダで受け入れられた―本当の「教育の主流」
第4章 生活綴方・生活教育が金森実践をつくった―金森学級の源泉
第5章 日本には世界教育遺産がある―教育遺産の力
第6章 子どもと世界を読み解く―共育・響育・協育

おすすめコメント

オランダはじめ、教育先進国でも絶賛!! 約50年間「生きる力」を育て続けた名教師が、その教育法を集大成!! すべての大人に捧げる。世界に通じる「本物の教育」は、日本の非主流にあった! オランダはじめ、教育先進国で絶賛された金森学級。そこでは子どもたちが「学ぶ力」だけでなく仲間と学び合う、競争社会を超える「生きる力」を身につけていた。金森実践の根幹には、“非主流”とされてきた生活綴方教育・生活教育があった。『窓ぎわのトットちゃん』に登場するトモエ学園はじめ、実は連綿と受け継がれてきた教育である。誇るべき日本の世界教育遺産が、いまこそ求められている。まちがいだらけの教育論から子どもを取り戻す! ■人間はふたつの現実をもっている ■圧力を包み込め! ■社会構造を変えるのは大変だが、生き方に影響は与えられる ■どの子もみな「生活の論理」を持っている ■Educationという言葉は「引き出す」という意味だ <目次> まえがき 第一章 子どもたちはガキ時代を奪われた まちがいだらけの教育論 第二章 子どもたちは大人の思想をこえる 金森学級の実践 第三章 金森実践はオランダで受け入れられた 本当の「教育の主流」 第四章 生活綴方・生活教育が金森実践をつくった 金森学級の源泉 第五章 日本には世界教育遺産がある 教育遺産の力 第六章 子どもと世界を読み解く 共育・響育・協育 あとがき 主要参考文献

著者紹介

金森 俊朗 (カナモリ トシロウ)  
1946年石川県能登生まれ。金沢大学教育学部卒業後、小学校勤務38年間を経て、北陸学院大学教授。現在はいしかわ県民教育文化センター理事長、日本生活教育連盟拡大常任委員。80年代より本格的にいのちの教育に取り組み、日本で初めて小学生へのデス・エデュケーションを実施し、大きな注目を集める
辻 直人 (ツジ ナオト)  
1970年東京都生まれ、北陸学院大学教授。慶應義塾大学経済学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育史、教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)