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「終活」を考える 自分らしい生と死の探求

上智大学新書 008

出版社名 Sophia University Press上智大学出版
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-324-10235-0
4-324-10235-X
税込価格 1,430円
頁数・縦 186P 18cm

商品内容

要旨

エンディングノートや遺言書を書いたり、葬儀やお墓の準備をしたりするだけではない「終活」。自分らしい終末を迎えるために、いま何ができ、どのように生きるか。様々な立場で「いのち」に向き合ってきた執筆陣が、幅広い視点から終活を考察する。

目次

第1章 終活、それは幸せで満足ある死を迎えるために行う
第2章 自分らしい老後と最期の準備―おひとりさまの終活
第3章 死生観なき時代の死の受容―スピリチュアルケアとしての先祖祭祀から自然・墓友へ
第4章 終末期の医療について―揺れる家族と当事者のこころ
第5章 自己決定・事前指示を再考する
第6章 自分らしく死ぬことができる地域をつくる―臨床医から見た可能性
第7章 日本人の死生観と来世観―文化的特徴と歴史的な変化

著者紹介

浅見 昇吾 (アサミ ショウゴ)  
上智大学外国語学部ドイツ語学科教授、上智大学生命倫理研究所所員、上智大学グリーフケア研究所所員。日本医学哲学・倫理学会理事。1962年生まれ。慶應義塾大学卒。ベルリン・フンボルト大学留学を経て2004年より上智大学外国語学部に赴任。外国人が取得できる最高のドイツ語の資格・大ディプローム(GDS)を持つ数少ない一人。専門は、生命倫理、ドイツ現代哲学。ドイツ現代哲学の知識を背景に生命倫理の諸問題と取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)