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22年目の告白 私が殺人犯です

講談社文庫 は111−1

出版社名 講談社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-06-293648-4
4-06-293648-8
税込価格 726円
頁数・縦 333P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 映画を小説化した作品です。
    東京で起きた残酷な連続殺人事件。
    犯人が捕まることがないまま時効を迎え、事件発生から22年を経て、急に犯人による手記が出版されます。
    長い間沈黙を守ってきた犯人がなぜ急に告白本を出したのか、その目的は?
    事件の真相が暴かれていきます。
    映画では事件を担当した刑事と犯人を主軸に物語が進みますが、
    小説版では出版社の編集担当が主人公で、
    映画とは違った視点で物語が進んでいくので、
    「映画観たからストーリー知ってるしなぁ」という人でも
    新鮮な気持ちで読むことができます。
    もちろん、映画を観ていない人もしっかり引き込まれる作品です。
    最後に明らかになる真相は本当に驚きです。

    (2021年8月6日)

商品内容

要旨

編集者・川北未南子の前に突如現れた美青年・曾根崎雅人。彼から預かった原稿は、時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。その残忍な犯行記録『私が殺人犯です』はたちまちベストセラーとなり、曾根崎は熱狂を煽るかのように世間を挑発し続ける。社会の禁忌に挑む小説版『22年目の告白』。

おすすめコメント

藤原竜也・伊東英明のダブル主演映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』の小説が登場! 知られざるエピソードが明かされる!

著者紹介

浜口 倫太郎 (ハマグチ リンタロウ)  
1979年奈良県生まれ。2010年、『アゲイン』(文庫は『もういっぺん。』に改題)で第5回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。放送作家として『ビーバップ!ハイヒール』『クイズ!紳助くん』『たかじん胸いっぱい』などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)