• 本

多様化する社会と多元化する知 「当たり前」を疑うことで見える世界

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-7795-1149-3
4-7795-1149-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

激動する現代社会をどう理解すればいいのか。社会科学の基本的な考え方を学ぶなかで、混乱期を生き抜くための「知」の力を身につける。

目次

なぜ、今、大学で学ぶのか?
第1部 現代社会を読み解く「知」(何が決めるの?行為の適切・不適切―法と慣習の視点から考える
「奨学金の回収を強化すべきだ」でよいのか?―教育社会学から見る奨学金問題
いかにして「嫌いな相手」と新しい関係を創り出すか?―社会学からシステムとして見る人間関係の悩み
戦争ってつねに悪いもの?―国際関係論の視点から見る軍隊の役割の多面性
インターネットは民主主義の敵なのか味方なのか?―政治学の視点から見るネットの自由と安全保障をめぐるジレンマ
グローバル化は国際社会を変えるのか?―国際関係論から見る地球規模の諸問題)
第2章 経済活動を読み解く「知」(あなたは合理的に行動している?―行動経済学から見る人間の意思決定
もしもロビンソン・クルーソーが故郷に帰らなかったら?―経済学から見る国の発展と貿易
どのように政策を評価する?―財政学から考える財政健全化問題
なぜ、配当を払う企業と払わない企業があるのか?―会計学とコーポレート・ファイナンスの視点から「良い企業」について考える
パクリ天国に異変?―知的財産権から見る中国)
第3部 ケース&ディスカッション(日本の地球温暖化対策をどのように考えるべきか?
いろいろ知らないはずの私たちは、どうしてうまくやれるのか?)
「見えにくい」を「見る」ために―「何でもできる」から「何かができる」へ

著者紹介

片山 悠樹 (カタヤマ ユウキ)  
1977年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、愛知教育大学教育学部准教授。専攻は、教育社会学
山本 達也 (ヤマモト タツヤ)  
1975年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。現在、清泉女子大学文学部地球市民学科准教授。専攻は、国際関係論、公共政策論、情報社会論
吉井 哲 (ヨシイ サトシ)  
1978年生まれ。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、名古屋商科大学経済学部教授。専攻は、理論経済学、経済学説史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)