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下山の時代を生きる

平凡社新書 841

出版社名 平凡社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-582-85841-9
4-582-85841-4
税込価格 814円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

大きな経済成長も望めない「下山の時代」に、日本と日本人はいかに生きるべきか。言語学の泰斗と多方面で活躍する劇作家が混迷を深める今こそ求められる哲学を語り合う。今の地球に必要な日本式の思考スタイルとは。そして下山の先に何が見えるのか。人口減少、低成長時代において、混迷を打ち破る究極のヒント。

目次

第1章 いま求められる日本式の思考スタイル(「現代口語演劇理論」はいかに生まれたか
いまの地球に必要な日本式の思考スタイル ほか)
第2章 新たな武器としての言葉(欧米輸入型の学問からの脱却を
人の悪口を聞くことが増えてきた ほか)
第3章 「登山の時代」から「下山の時代」へ(「登山の時代」は終わった
「循環の思想」が世界で求められている ほか)
第4章 下った先に見える風景(豊かさは度を過ぎると毒になる
人口が減ることを真面目に議論しよう ほか)

著者紹介

鈴木 孝夫 (スズキ タカオ)  
1926年東京生まれ。慶応義塾大学名誉教授。専攻は言語社会学
平田 オリザ (ヒラタ オリザ)  
1962年東京生まれ。大学在学中に劇団「青年団」結成。戯曲と演出を担当。現在は大阪大学CO・デザインセンター特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)