書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 職場における会議やプレゼン、商談に加え、SNSやネットニュースのコメント等々、議論や相手を説得しようとする場面が増えている。その際に自分では意識しないまま、強弁したり詭弁を弄してはいないだろうか。あるいは、詭弁や強弁に押し切られたり騙されたりすることは? 本書では、そうした事態を防ぐために、詭弁や強弁と、正しい論理の違いを明らかにする。詭弁・強弁の正体を理解することで、“論破”や罵倒・中傷などを排した、議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。本書には、「論理のあそび」を味わうためのパズルも多数掲載されている。著者は現在、大妻女子大学名誉教授。情報数学を専門とし、山梨大学、国際基督教大学、大妻女子大学、サイバー大学の教授を歴任した。なお、本書は1976年10月に初版が発行され、64版を経た名著の改版である。 |
商品内容
要旨 |
知的な観察によって、人を悩ます強弁・詭弁の正体を見やぶろう。言い負かし術には強くならなくとも、そこから議論を楽しむ「ゆとり」が生まれる。人食いワニのパラドックスや死刑囚のパラドックスなど、論理パズルの名品を題材に、論理のあそびをじっくり味わおう。それは、詭弁術に立ち向かうための頭の訓練にもなる。ギリシャの哲人からルイス・キャロルまでが登場する、愉快な論理学の本。「鏡と左右」問題の付録つき。 |
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目次 |
1 議論の種々相(議論べたの悩み |
おすすめコメント
人を悩ませる強弁・詭弁の正体から、脳から湯気の出る論理パズルまで。ソクラテスも寅さんも登場する、中公新書のベストセラーを改版