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滝田樗陰 『中央公論』名編集者の生涯

中公文庫 す4−3

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-12-206398-3
4-12-206398-1
税込価格 990円
頁数・縦 264P 16cm

商品内容

要旨

明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者とその時代を描く。巻末に吉野ほか谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、山本実彦による追憶記を収録。

目次

序章 樗陰とその時代
第1章 文芸欄を設けるまで
第2章 新人の発掘
第3章 嶋中雄作と波多野秋子
第4章 熱と意気の人
滝田樗陰追憶記
巻末エッセイ 父・滝田樗陰の思い出

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明治末から大正にかけて『中央公論』主幹を務めた滝田樗陰。低迷する雑誌に文芸欄を設け文壇の登竜門にまで押し上げ、吉野作造を起用して大正デモクラシーの時代を招来した、名編集者とその時代を描く。巻末に吉野ほか谷崎潤一郎、芥川龍之介、菊池寛、山本実彦による追憶記を収録。 解説・竹内 洋

著者紹介

杉森 久英 (スギモリ ヒサヒデ)  
1912(明治45)年、石川県生まれ。小説家・評論家。東京大学国文科卒業。一時、中学校の教師となるが、中央公論社入社。戦後、河出書房で「文藝」編集長を務める。53年、短篇小説「猿」が芥川賞候補になったのを機に作家活動に入る。主な著書に『天才と狂人の間』(直木賞)、『能登』(平林たい子文学賞)、『近衛文麿』(毎日出版文化賞)などがある。97(平成9)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)