• 本

PTAという国家装置

出版社名 青弓社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-7872-3414-8
4-7872-3414-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

敗戦後にGHQが指導した教育民主化の理念と、戦前の学校後援会や保護者会・父兄会・母の会など旧態の組織とがない交ぜになった性格をもつPTAを、歴史的な項景、国の教育行政やほかの地域組織との関連、共同体論や社会関係資本などとの関係から考察する。

目次

序章 PTAとは何か―東京都杉並区立A小学校のケースから:二〇〇一‐〇三年
第1章 PTAをめぐる横の組織
第2章 PTAをめぐる縦の組織
第3章 PTAの歴史
第4章 地域主義、コミュニタリアニズム、ソーシャル・キャピタル
終章 未完のプロジェクトとパラドックス

著者紹介

岩竹 美加子 (イワタケ ミカコ)  
1955年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業。ペンシルベニア大学大学院民俗学部博士課程修了。早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学レンヴァル・インスティチュート研究員、ヘルシンキ大学教授などを経て、現在、ヘルシンキ大学非常勤講師(Dosentti)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)