• 本

科学者の話ってなんて面白いんだろう メタンハイドレートの対論会場へようこそ

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-8470-9545-0
4-8470-9545-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 375P 19cm

商品内容

目次

第1章 日本は変わり始めている(メタンハイドレートを政府は、本当はどうしようとしているのか
メタンハイドレート開発の予算は充分か?
メタンハイドレートという希望
探査部門に限れば日本には数多くの技術者が育ってきた。課題は生産部門か)
第2章 科学者の挑戦、生みの苦しみ(砂層型メタンハイドレートの基礎研究は、本当にもう充分?
日本海の表層型メタンハイドレートの政府側の調査は、どうなっているのか?
メタンハイドレートの基礎物性についての研究とそのデータは充分活用されているか
メタンハイドレートの生産方法についての研究はどこまで進んでいるか
砂層型メタンハイドレートの研究開発のステップは確実に上がっている
技術の枠を官から民間に渡す
環境影響評価は前進している)
第3章 いよいよ使える自前資源の生産に向けて(メタンハイドレートから天然ガスを生産するのだから、それを運ぶパイプライン整備だ!
新発見!メタンハイドレートは探鉱がいちばん簡単か!
バイカル湖の体験を日本海で生かしたい
堺港発電所、その世界最優秀の技術者たちとの対話
メタンハイドレート由来のガスなら効率よく発電できる
メタンハイドレートの研究開発に水中ロボットを活用しよう)
まとめ 前へ進もう!自立は楽しい

おすすめコメント

2016年4月、東京海洋大学准教授に就任した著者が、今年4月に新設された海洋資源環境学部スタートのタイミングで、メタンハイドレートを専門的に且つわかりやすくまとめた一冊。日本海側の表層型メタンハイドレート研究の第一人者である青山千春博士が、この貴重な我が国の自前資源に関わる第一線の研究者、実務者20人と現状とその問題点、そして希望と展望を語り合った。帯には参議院議員である配偶者にして同志、青山繁晴氏の推薦文を掲載。

著者紹介

青山 千春 (アオヤマ チハル)  
東京海洋大学准教授。東京都生まれ。1978(昭和53)年、東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。結婚後12年間育児に専念。1997(平成9)年、東京水産大学大学院博士課程修了(水産学)。アジア航測株式会社総合研究所、株式会社三洋テクノマリン、株式会社独立総合研究所取締役・自然科学部長を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)