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立川談志を聴け

小学館文庫プレジデントセレクト Pや1−1

出版社名 小学館
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-09-470017-6
4-09-470017-X
税込価格 748円
頁数・縦 213P 15cm

商品内容

要旨

談志をこよなく愛してきた著者が語る天才噺家の凄さと魅力。

目次

まえがきにかえて 幻の志ん朝・談志二人会
第1章 誰よりも何よりも落語を愛す
第2章 「文七元結」をめぐって
第3章 落語ノート・昭和五十一〜五十三年
第4章 天才落語家とその素顔に魅せられて
第5章 落語「やかん」と談志の「やかん」
わたしが聴いて選んだ“談志十八席”

出版社・メーカーコメント

立川談志はこんなにも素敵な落語家だった! 昭和五十年代、料理評論家以前に落語評論家として活躍していた著者は、談志の「文七元結」に衝撃を受ける。金をやろうかやるまいか逡巡する長兵衛に江戸っぽさを超えた人間そのものの姿を見たからだ。その驚きを当時連載の朝日新聞「寄席だより」に書いたことがきっかけで談志と会う機会を得た。「談志師匠は(中略)楽屋で畳に座っていた。僕が立って入っていくと、畳に頭をすりつるようにしてお辞儀をしたんですよね。僕は、それでいっぺんに好きになってしまいました。こんなにお辞儀の丁寧な落語家がいるのかと思って」。談志をこよなく愛してきた著者が語る天才噺家の凄さと魅力。

著者紹介

山本 益博 (ヤマモト マスヒロ)  
1948年4月11日生まれ。東京都出身。早稲田大学第二文学部演劇学科卒。落語評論家、料理評論家。国立劇場小劇場の第五次落語研究会で桂文楽(八代目)の落語を体験。大学の卒業論文はそのまま『桂文楽の世界』として商業出版される。この論文は現在でも桂文楽研究の最高峰。2013年には『名人芸の黄金時代―桂文楽の世界』と改題されて、中公文庫より出版される。KTVの演芸番組「花王名人劇場」ではプロデューサーを務めていた。テレビ朝日「ザ・テレビ演芸」の「飛び出せ!笑いのニュースター」コーナーでは審査員としてダウンタウンらを審査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)