• 本

メルロ=ポンティ哲学者事典 第2巻

大いなる合理主義・主観性の発見

  • モーリス・メルロ=ポンティ/編著 加賀野井秀一/監訳 伊藤泰雄/監訳 本郷均/監訳 加國尚志/監訳
出版社名 白水社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-560-09312-2
4-560-09312-1
税込価格 5,940円
頁数・縦 365,16P 22cm
シリーズ名 メルロ=ポンティ哲学者事典

商品内容

要旨

デカルト、スピノザ、ライプニッツ、パスカル、ヒューム、ルソー、カント…おもに17〜18世紀に活躍した120名超の「セレブな哲学者たち」を収録する第二巻。

目次

4 大いなる合理主義(ベーコン
ホッブズ
デカルト
スピノザ
マルブランシュ
ライプニッツ
ロック
十八世紀の合理主義)
5 主観性の発見(モンテーニュ
パスカル
バークリー
ヒューム
コンディヤック
ルソー
カント
フィフテ
メーヌ・ド・ビラン
キルケゴール)

おすすめコメント

近代哲学の巨人たちが勢揃い! この事典は、各巻のサブタイトルどおり包括された「各章」ごとに、メルロ=ポンティによる《総論》が提示されます。次に、時代・場所・学派・主義・傾向などをキーワードとする「見出し」ごとに、著名な哲学者たちの「列伝項目」が続いて、《哲学史要覧》の体裁となります。また、哲学史のなかにおいて画期的と思われる「哲学の巨人たち」は、くわしく紹介すべく、図版とともに《肖像》が描き出され(思潮のなかに挿入されて論じられ)ています。日本語版では情報をアップデートすべく、もれなく翻訳者・監訳者による訳註や《補記》も完備しました。「大いなる合理主義」「主観性の発見」という副題をもつ第二巻は、ベーコン、ホッブズ、デカルト、スピノザ、マルブランシュ、ライプニッツ、ロック、モンテーニュ、パスカル、バークリー、ヒューム、コンディヤック、ルソー、カント、フィヒテ、メーヌ・ド・ビラン、キルケゴール……おもに17?18世紀に活躍した120名超の「セレブな哲学者たち」を収録。ジャン・スタロバンスキーが健筆をふるっているのも特長です。

著者紹介

メルロ=ポンティ,モーリス (メルロポンティ,モーリス)   Merleau‐Ponty,Maurice
1908年3月14日、フランス西部シャラント・マリティーム県のロシュフォール・シュル・メールに生まれる。リヨン大学講師からパリ大学教授を経て、1952年にコレージュ・ド・フランス教授に就任。フランスのアカデミズムの王道を進んだが、1961年5月3日、パリのサン・ミシェル通りの自宅自室にて心臓発作で急逝。享年53歳。計画中の著作の構想メモなどが残された
加賀野井 秀一 (カガノイ シュウイチ)  
1950年生まれ。中央大学文学部仏文科卒業後、同大学院、パリ第8大学大学院に学ぶ。現在、中央大学理工学部教授。専攻は哲学、言語学、文学、メディア論
伊藤 泰雄 (イトウ ヤスオ)  
1950年生まれ。学習院大学大学院(博士課程)単位取得満期退学。大学非常勤講師
本郷 均 (ホンゴウ ヒトシ)  
1959年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻後期課程満期退学。現在、東京電機大学教授
加國 尚志 (カクニ タカシ)  
1963年生まれ。立命館大学大学院文学研究科西洋哲学専攻博士後期課程修了(文学博士)。現在、立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)