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シリーズ刑事司法を考える 第5巻

裁判所は何を判断するか

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-00-026505-8
4-00-026505-9
税込価格 3,960円
頁数・縦 298,9P 22cm
シリーズ名 シリーズ刑事司法を考える

商品内容

要旨

裁判員制度が導入されたことで、刑事裁判にどのような変化が生じ、どのような課題が見えてきたか。事実認定・量刑のあり方などの基本問題から、少年事件、性犯罪をめぐる課題、上訴、再審制度など、さまざまな視点から現行システムを問い直し、「あるべき刑事裁判」の姿を探求する。

目次

1 裁判の基本問題(刑事事実認定の基本的あり方
情況証拠による事実認定
自白の任意性・信用性の判断―裁判員裁判と取調べの録音・録画を中心に
量刑の基本的考え方)
2 裁判員裁判はどうあるべきか(裁判員制度と手続二分
裁判員制度の導入により刑事裁判はどう変わったか
少年事件と裁判員制度
裁判員裁判における「性犯罪の量刑」について
裁判員裁判における評議の現状と課題―裁判員と裁判官の実質的協働を実現するための提言)
3 あるべき上訴・再審制度はどのようなものか(裁判員制度の下における上訴審のあり方
無罪判決に対する検察官上訴は許されるべきか
再審制度の抱える諸問題)

おすすめコメント

裁判員制度が導入されたことで、いまの刑事裁判にどのような変化が生じ、どのような課題が見えてきたか。

著者紹介

木谷 明 (キタニ アキラ)  
1937年生。弁護士、元裁判官、元法政大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)