啄木の遺志を継いだ土岐哀果 幻の文芸誌『樹木と果実』から初の『啄木全集』まで
出版社名 | 社会評論社 |
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出版年月 | 2017年5月 |
ISBNコード |
978-4-7845-1918-7
(4-7845-1918-1) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 237P 20cm |
商品内容
要旨 |
石川啄木の名は知っていても土岐善麿(哀歌)の名を知っている人はすくない。実は哀果は啄木をこの世に初めて紹介した人物であり、哀歌がいなければ啄木の今日はなかった。本書は哀果が啄木と出会い、新しい文芸誌『樹木と果実』を出そうと意気投合し、いくつかの難問に遭遇し、啄木は失意の内に亡くなったあと、その意志をついで文芸誌『生活と芸術』を刊行するまでの物語である。そして啄木の名を全国に知らしめた哀果の編んだ『啄木全集』に至る過程を加えている。 |
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目次 |
1章 幻の『樹木と果実』(啄木を支えた三人の男たち |