• 本

新聞の凋落と「押し紙」

出版社名 花伝社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-7634-0814-3
4-7634-0814-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 188P 19cm

商品内容

要旨

新聞販売のビジネスモデルに根深く組み込まれた「押し紙」。部数と広告収入が激減するいま、販売店にすべての矛盾を押しつける構造は、すでに限界に達している―凋落の一途をたどる新聞。長年のタブー「押し紙」を直視しないかぎり、新聞に明日はない―「押し紙」問題は最終局面へ。

目次

第1章 新聞の発行部数が急落している2つの要因
第2章 新聞広告の傾向分析にみる新聞の凋落
第3章 新聞凋落期のメディアコントロール
第4章 「押し紙」問題とは何か?
第5章 「押し紙」の古くて新しい定義
第6章 「押し紙」の歴史と実態
第7章 軽減税率をめぐる議論
第8章 新聞業界が消費税軽減税率にこだわる本当の理由
第9章 新聞凋落の下で進む政界との癒着

著者紹介

黒薮 哲哉 (クロヤブ テツヤ)  
1958年、兵庫県生まれ。フリージャーナリスト。ウェブサイト「MEDIA KOKUSYO」の主宰者。1992年、「説教ゲーム(改題「バイクに乗ったコロンブス」)」でノンフィクション朝日ジャーナル大賞「旅・異文化」テーマ賞を受賞。1998年、「ある新聞奨学生の死」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞「報告文学賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)