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ヒトラーとトランプ

祥伝社新書 509

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-396-11509-8
4-396-11509-1
税込価格 880円
頁数・縦 232P 18cm

商品内容

要旨

この二人はどこが似て、どこが違うのか?移民排斥や世界経済網からの離脱、貿易赤字の相手国への執拗な攻撃など、極端な自国優遇政策を強行するトランプ大統領は、ヒトラーの再来と言われることもある。ひたすらナショナリズムを煽る彼の言動は危ない。20世紀最大の戦争犯罪人ヒトラーも、国民に待望されて登場した政治家で、当時のドイツには彼を迎え入れなければならない深刻な事情があった。ヒトラーにしろトランプにしろ、彼らを非難する人は多いが、なぜ強い支持を受けて出現したかを論じることが重要だと、本書は主張する。トランプにヒトラーの轍を踏ませないために、時代背景の分析が必要だ。

目次

序章 トランプとヒトラーは似ている
第1章 なぜ、ヒトラーは国民から選ばれたのか?
第2章 なぜ、トランプが大統領になったのか?
第3章 キーワードは失業対策
第4章 移民問題としてのユダヤ人迫害
第5章 トランプは、ヒトラーの轍を踏むのか?
第6章 再び世界は分断されるのか?

出版社・メーカーコメント

悪夢の歴史は繰り返すのか!? 自国第一主義の 危険な陥穽(かんせい)を暴く! 再び世界は分断されるのか? ◆アメリカもドイツも、世界一の借金国だった ◆ヒトラーも選挙で選ばれた ◆ヒトラーもトランプも、お金で転ばない ◆トランプの演説と、ヒトラーの演説 ◆すべてを移民のせいにする ◆ヒトラーの命題も「失業対策」だった ◆なぜ、ユダヤ人迫害はエスカレートしたのか ◆なぜ、ヒトラーは無謀な領土侵攻をしたのか ……etc. ■この二人はどこが似て、どこが違うのか? 移民排斥や世界経済網からの離脱、貿易赤字の相手国への執拗な攻撃など、極端な自国優遇政策を強行するトランプ大統領は、ヒトラーの再来と言われることもある。ひたすらナショナリズムを煽(あお)る彼の言動は危ない。20世紀最大の戦争犯罪人ヒトラーも、国民に待望されて登場した政治家で、当時のドイツには彼を迎え入れなければならない深刻な事情があった。ヒトラーにしろトランプにしろ、彼らを非難する人は多いが、なぜ強い支持を受けて出現したかを論じることが重要だと、本書は主張する。トランプにヒトラーの轍(てつ)を踏ませないために、時代背景の分析が必要だ。

著者紹介

武田 知弘 (タケダ トモヒロ)  
1967年、福岡県出身。西南学院大学経済学部中退。出版社勤務などを経て文筆活動を始める。歴史の真相、経済の裏面などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)