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イメージの修辞学 ことばと形象の交叉 新装版

出版社名 三元社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-88303-441-3
4-88303-441-0
税込価格 6,050円
頁数・縦 511,31P 22cm
シリーズ名 イメージの修辞学

商品内容

要旨

ことばとイメージの連関の仕組みを総括する。「読むこと」そして「見ること」で得られるイメージの相違と連関についての議論は古代より続き、いまも多彩な主張が乱立している。それらを精査し、「読書とイメージ」「視覚的隠喩」「小説の映画化」「“物語る絵”のナラトロジー」「小説と挿絵」の五つの視点から、ことばと形象の交叉がもたらす経験とその歴史的変遷を、多くの実例をひきながら問いなおす。

目次

第1部 ことばとイメージ(読書とイメージ
視覚的隠喩は可能か
詩と絵画のパラゴーネ)
第2部 小説の映画化(物語と描写
語りのモード)
第3部 「物語る絵」のナラトロジー(「物語る絵」の叙法
近代絵画における語りの視点)
第4部 小説と挿絵(近代小説と挿絵
明治期小説の「改良」と挿絵)

著者紹介

西村 清和 (ニシムラ キヨカズ)  
1948年京都府生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業、同大学院修了。國學院大学文学部教授(東京大学名誉教授)。『遊びの現象学』(勁草書房、サントリー学芸賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)