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どこの家にも怖いものはいる

中公文庫 み50−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-12-206414-0
4-12-206414-7
税込価格 880円
頁数・縦 361P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • これは怖かったです。
    フィクションとノンフィクションの境目が曖昧です。
    著者自身と編集者が「家にまつわるなんとなく似ている怪談」をいくつか紐解くのですが、とにかく不気味。
    ばらばらの年代、地域で語られた話が集まっているのですが、怖いです。
    得体の知れないものの気配とか、
    背筋がスーッと冷たくなる感じとか、、。
    理由も解決もなく、つかみどころの無い怖さ。
    正統派怖い話です。

    夜、、、電気つけて寝よう、、、。

    (2017年10月25日)

商品内容

要旨

三間坂という編集者と出会い、同じ怪談好きとして意気投合する作家の三津田。その縁で彼の実家の蔵から発見された「家」に関するいくつかの記述を読むことになる。だが、その五つの幽霊屋敷話は、人物、時代、内容などバラバラなはずなのに、奇妙な共通点が…。しかも、この話を読んだ者の「家」には、それが訪れるかもしれないらしい。最凶の「幽霊屋敷」怪談!

おすすめコメント

三間坂という編集者と出会い、同じ怪談好きとして意気投合する作家の三津田。その縁で彼の家の蔵から発見された「家」に関するいくつかの記述を読むことになった。だが、その五つの幽霊屋敷話は、人物、時代、内容などバラバラなはずなのに、奇妙な共通点が。そして、この話を読んだ者の「家」へは、ナニかが訪れる――。ホラーミステリの名手・三津田信三が贈る、最凶の「幽霊屋敷」怪談!解説 大島てる

著者紹介

三津田 信三 (ミツダ シンゾウ)  
奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)