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きものとジャポニスム 西洋の眼が見た日本の美意識

出版社名 平凡社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-582-62064-1
4-582-62064-7
税込価格 3,740円
頁数・縦 388P 20cm

商品内容

文学賞情報

2018年 第39回 ジャポニスム学会賞受賞

要旨

西洋文化、とくに絵画とファッションにおいて、日本の“キモノ”は多大な影響を及ぼし、数々の衣服や絵画にその名残りをとどめ、その強い影響は現在にまで及ぶ。ファッションを通じて美の東西交流の道のりを探り続けてきた、著者渾身の「ジャポニスム研究」決定版。

目次

第1章 一七世紀オランダの肖像画―ヤポンセ・ロッケン
第2章 ジャポニスム、欧米に沸き起こった日本趣味
第3章 江戸小袖への憧憬―絵画の中のきもの
第4章 画家が見たきもの
第5章 豊饒の布―絵画の装飾性
第6章 一九世紀パリ・モードときもの―日本を着る
第7章 リヨンのテキスタイル・デザイン
第8章 きものから“kimono”へ
第9章 見出された身体―ポール・ポワレ
第10章 写実から抽象へ―マドレーヌ・ヴィオネ
第11章 日本ファッション―再読された身体と衣服の関係

著者紹介

深井 晃子 (フカイ アキコ)  
1943年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。パリ第4大学(ソルボンヌ)で美術史専攻。服飾研究家、京都服飾文化研究財団名誉キュレーター・理事。元静岡文化芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)