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ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究

角川新書 K−157

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-04-082133-7
4-04-082133-5
税込価格 902円
頁数・縦 280P 18cm

商品内容

要旨

暴排運動は更なる高まりを見せているが、暴力団離脱者の社会復帰は相変わらずまったく手当されていない。「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険」と著者は指摘する。暴力団博士とメディアから命名された気鋭の研究者が切実な離脱の実状を明かす。

目次

第1部 リアル任侠ヘルパーの見た世界(不良への道
東京へ
フロント企業
ヤクザとなる
組事務所
海外マフィアとのシノギ
刑務所生活
出所
家族)
第2部 ヤクザの辞め方(暴力団離脱研究
一一人の暴力団離脱者、現役組員たち
過去の研究成果
元親分、幹部、若中に行った意識調査
離脱を決意させたもの
暴力団離脱を理論的に説明する
海外のギャング離脱政策の現在
日本の専門家はどう考えているか)

おすすめコメント

リアル任侠ヘルパーは見た!裏(ヤクザ)の地獄、表(シャバ)の私刑。 暴排運動は更なる高まりを見せているが、離脱者の社会復帰はまったく手当されていない。「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険だ」。暴力団博士と呼ばれる気鋭の研究者が切実な離脱の実状を明かす。

著者紹介

廣末 登 (ヒロスエ ノボル)  
1970年福岡市生まれ。北九州市立大学大学院社会システム研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は犯罪社会学。青少年の健全な社会化をサポートする家族社会や地域社会の整備が中心テーマである。メディアから暴力団博士と命名された、注目の暴力団研究者。2017年9月現在、日本キャリア開発協会キャリアカウンセラー、久留米大学文学部非常勤講師などを務める傍ら、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)