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吉本興業をキラキラにした男林弘高物語

出版社名 ロングセラーズ
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-8454-2408-5
4-8454-2408-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 315P 19cm

商品内容

要旨

朝ドラ「わろてんか」がもっと面白くなる。吉本せいを支えた、もう一人の実弟がいた。稀代のプロデューサー「林弘高」の人生がはじめて語られる。

目次

はじめに 発見された二千枚の写真が開いた吉本の新たな歴史
第1章 林弘高という男(姉のせいとは十八歳、兄の正之助とも八歳離れた末っ子
寄席小屋「第二文芸館」がお気に入りの遊び場 ほか)
第2章 大劇場建設物語(浅草の大劇場建設計画
東京花月劇場誕生 ほか)
第3章 弘高イズムの覚醒(東京の次は名古屋、その次は大阪や
これからは「映画の吉本」にもなるで ほか)
第4章 戦後にこそ輝いた(岩田専太郎の美人画をエントランスに飾りたい
占領軍が京都にやって来る ほか)
第5章 東京から大阪へ(ロゴマークの刷新から始まった弘高社長の大阪吉本
「東西合同落語漫才長屋結成記念」公演 ほか)

おすすめコメント

10月より始まるNHK連続テレビ小説「わろてんか」の主人公「藤岡てん(葵わかな)」のモデルとなったのは、吉本興業創業者「吉本せい」。本書は吉本せいの実弟で、せいと二人三脚で吉本興業を創った「林正之助」のそのまた弟である3代目社長「林弘高」の一代記。中央大学法学部を卒業し、社会党の新聞の編集に関わった後、吉本の東京の営業責任者となる。以後、東京支社長・分離独立した吉本株式会社社長として、関東での吉本王国の繁栄を築く。晩年は吉本興業の社長を務める。

著者紹介

竹中 功 (タケナカ イサオ)  
株式会社モダン・ボーイズCOO/謝罪マスター。1959年大阪市生まれ。同志社大学法学部法律学科卒業、同志社大学大学院総合政策科学研究科修士課程修了。吉本興業株式会社入社後、宣伝広報室を設立し、月刊誌『マンスリーよしもと』初代編集長を務める。お笑い芸人の養成学校、吉本総合芸能学院(よしもとNSC)の開校や、プロデューサーとして心斎橋筋2丁目劇場、なんばグランド花月、ヨシモト∞ホールなどの開場に携わる。コンプライアンス・リスク管理委員、よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役、よしもとアドミニストレーション代表取締役などを経て、2015年7月退社
小谷 洋介 (コタニ ヨウスケ)  
昭和61年生まれ。大阪府出身。立命館大学卒業後、吉本興業文芸顧問・竹本浩三に師事するかたわら、吉本興業社史編纂プロジェクトに携わり、編集や執筆、上方演芸研究などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)