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哲学のプラグマティズム的転回

出版社名 岩波書店
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-00-024057-4
4-00-024057-9
税込価格 3,960円
頁数・縦 330,69P 20cm

商品内容

要旨

「言語論的転回」によって大きく変容した現代の哲学は、さらに、二〇世紀の終わりに「プラグマティズム的転回」を遂げた。哲学そのものの捉え方の変化は、忘れられたかにみえた古典的著作に再び光をあて、哲学に新たな進展をもたらした。多くの著作によって同時代の哲学動向を見わたしてきた著者が、パース、ジェイムズ、デューイから、ハーバマスやブランダムまで、百年にわたる現代哲学の大きな潮流を描き出す。

目次

第1章 パースのデカルト主義批判
第2章 ジェイムズのプラグマティックな多元主義と倫理的帰結
第3章 デューイの根源的民主主義のヴィジョン
第4章 ヘーゲルとプラグマティズム
第5章 プラグマティズム・客観性・真理
第6章 経験が意味するもの―言語論的転回のあとで
第7章 ヒラリー・パットナム―事実と価値の絡み合い
第8章 ユルゲン・ハーバマスのカント的プラグマティズム
第9章 リチャード・ローティのディープ・ヒューマニズム

おすすめコメント

パース、ジェイムズ、デューイから、ローティ、ハーバーマス、ブランダムまで、現代哲学の潮流を描き出す。

著者紹介

バーンスタイン,リチャード・J. (バーンスタイン,リチャードJ.)   Bernstein,Richard J.
1932年生。ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチ教授
廣瀬 覚 (ヒロセ サトル)  
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師
佐藤 駿 (サトウ シュン)  
東北大学大学院文学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)