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企業法とコンプライアンス “法令遵守”から“社会的要請への適応”へ

第3版

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-492-53396-3
4-492-53396-6
税込価格 4,180円
頁数・縦 342P 21cm
シリーズ名 企業法とコンプライアンス

商品内容

要旨

「法令遵守」を否定することは決して「法令」を軽視することではない。企業が「社会的要請」を把握し、コンプライアンス方針を明確化するためには、法の趣旨・目的と社会の価値観との関係を正しく認識する必要があり、そのためには、企業活動に関する法を体系的に理解することが不可欠である。企業にとって重要な法律ないし法分野として、会社法、独占禁止法、金融商品取引法、知的財産法、労働法の5つを取り上げ、「企業法としての体系」を重視しつつ、趣旨・目的との関係を中心に解説する。

目次

序章(コンプライアンスと法令遵守、企業の社会的責任(CSR)、内部統制
コンプライアンスによる問題解決の前提)
第1章 企業法の基本的・体系的理解(企業と憲法・民法・刑法
企業法の体系 ほか)
第2章 企業法として重要な5つの法(会社法
独占禁止法 ほか)
第3章 コンプライアンスの基本的手法(フルセット・コンプライアンスの5要素と相互関係
コンプライアンス問題に関する事実解明と分析 ほか)
第4章 事例問題とコンプライアンスに関連する裁判例の紹介
第5章 環境変化への適応としてのコンプライアンス

おすすめコメント

コンプライアンス検定委員会主催「ビジネスコンプライアンス検定」上級試験公式テキスト。出題される内容に即して網羅的に解説。

著者紹介

郷原 信郎 (ゴウハラ ノブオ)  
1977年東京大学理学部卒業。1983年検事任官、公正取引委員会事務局審査部付検事、東京地検検事、広島地検特別刑事部長、法務省法務総合研究所研究官、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官兼教官などを経て、2005年桐蔭横浜大学法科大学院教授、2006年弁護士登録。2009年名城大学教授。2012年関西大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)