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木のものづくり探訪 関東の木工家20人の仕事

出版社名 創元社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-422-72025-8
4-422-72025-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 164P 26cm

商品内容

要旨

木を素材にした家具や器などの様々な作品や、それらを生み出す作り手を紹介。活躍中の木工家20名を紹介、様々な木の作品を掲載、約300点のカラー写真を収録。

目次

使いやすくて味わいのある家具を、夢中になってまじめに作り続けてきた木工家 野崎健一
視覚のリズムを大切にしながら、木とは思えない柔らかな曲面を表現する家具デザイナー・木工家 伊藤洋平
コンセプチュアルな視点をベースにしながら、独特の空気感を醸し出す創作家具作家 安藤和夫
座禅の座り方に基づいて、一人ひとりの身体に合った椅子をていねいに作り出す木工家 吉野崇裕
すっきりしたデザインで、座りやすさや強度などの要素をしっかり組み込んだ椅子を作り出す 坂本茂
西洋風だが西洋にはない。和物でもない。独特のフォルムの家具を生み出す、アーティスティックな木工家 富田文隆
100年後に、自分が手掛けた作品がアンティーク家具になることを理想とする木工家 傍島浩美
伝統的なヨーロッパの様式家具を、イギリスで学んだ確かな技術で製作・修復する、日本では極めて稀有な存在 黒瀧道信
木の豊かな表情を、ロクロ挽きと拭き漆で豊かに表現する木漆工芸家 任性珍
自然な木の割れ方を生かしながら「木脈のかたち」を表現する、へぎ作家 工藤茂喜〔ほか〕

おすすめコメント

伝統の技、機能美、気品、遊び心――さまざまな要素が織りなす「木の逸品」を生み出す匠の真髄に迫る。家具作家から木漆工芸家、クラフト作家まで総勢20人のクリエイティブな木の作り手たちが登場。関東地方の工房を訪ねて聞いた、彼らの信念や創意工夫をていねいな取材で伝える。椅子やテーブル、器やカトラリーなど、一生つかえる逸品をフルカラー写真でふんだんに紹介。愛好家から職人まで木工を愛するすべての人に贈る一冊。

著者紹介

西川 栄明 (ニシカワ タカアキ)  
1955年生まれ。編集者、ライター、椅子研究者。椅子や家具のほか、森林や木材、木工芸、木製家具、木育に至るまで、木に関するテーマを主にして編集・執筆活動を行っている
渡部 健五 (ワタナベ ケンゴ)  
1980年生まれ。2004年、写真家・田村太平氏に師事。出版・編集制作会社勤務を経て、2009年に独立し、株式会社mojophoto設立。旅、酒、食、木工、家具などをテーマにしながら、雑誌や広告撮影を主に、東京と大阪の2カ所を拠点にして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)