• 本

多言語主義社会に向けて

出版社名 くろしお出版
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-87424-740-2
4-87424-740-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 227P 21cm

商品内容

要旨

国内外の多言語状況を肯定し、尊重する社会をめざして。「多言語」を考える教科書にも最適!

目次

多言語主義社会を考えるために
第1部 日本における多言語教育の実態と展望(小学校における多言語活動の可能性
高等学校における多言語の学びに向けて
大学で多言語を学ぶ意義
多言語教育における放送メディアの役割
複言語・多言語教育推進の道―日本外国語教育推進機構JACTFLの設立)
第2部 日本における/海外在住日本人の多言語管理の実態と展望(沖縄県の言語事情と「しまくとぅば」普及推進計画
移民の言語使用と母語継承
移民の母語教育の現状と課題
在日コリアンの言語使用の実態とその背景
観光における多言語事情
海外在住日本人の言語生活―カタルーニャと上海の場合)
第3部 ヨーロッパにおける多言語教育・使用の事例(危機に瀕するアルザス語―バイリンガル教育によってもたらされるもの
多言語社会ルクセンブルク―移民社会の到来と言語能力維持のための課題
つながり方を探るドイツ・ポーランド国境地域―異言語間コミュニケーションの諸方略
チェコの多国籍企業の言語使用と言語管理―言語の機能の観点から)

著者紹介

平高 史也 (ヒラタカ フミヤ)  
慶應義塾大学総合政策学部教授。東海大学、ベルリン・フンボルト大学を経て現職。文学博士。専門は、社会言語学、言語教育(特にドイツ語、日本語)、言語政策
木村 護郎クリストフ (キムラ ゴロウクリストフ)  
上智大学外国語学部教授。ヴィアドリナ・ヨーロッパ大学客員研究員、北海道大学客員教授なども務める。博士(学術)。専門は、言語社会学、言語教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)